中小企業診断士2次試験オンラインサロン:Re

2次試験用に自分をきたえる。

養成演習 Ⅲ-R5-3

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【問】 難易度 ★★☆☆☆ (ふつう)

C 社では、最近の材料価格高騰の影響が大きく、付加価値が高い製品を販売しているものの、収益性の低下が生じている。どのような対応策が必要なのか。

 

解答するにあたっての処理の方向性を検討せよ。

 

※目標処理時間 15分

 

 

 

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【解答例】

題意 対応策の方向性検討

レイヤー 営業・生産両面で検討

解答構成 C社は、~を行い、~を得る。

与件文で探したい根拠 1)C社の材料価格高騰の具体的内容、2)現在の付加価値の高い製品の販売状況、3)C社の具体的な収益性低下の状況

 

【解釈】

問題文から、高付加価値(そこそこの価格で販売しているもの)で売っているのだけれど、コスト高で利ザヤが減少している。という解釈がまず前段の理解として必要。

 

その上で「対応策」を検討する。

 

例えば、①対外的には価格転嫁(の交渉=営業面)、②体内的にはコスト削減策(主に製造、生産)の実施。①、②ともに与件に根拠があれば。の前提だが、「できていない」という論調で根拠が埋められている可能性を想定。解答としては、基本的にそれをひっくり返す方針。

 

最終的にはコストも分解。原材料費が動かせないのなら、労務費・経費で頑張るしかない。もしくは原材料を変動費として考えるなら固定費の削減。

それらを与件から探す。

 

また、他の設問に「生産」という制約が課されている問題があるのなら、そこで使った根拠・段落は解答要素の優先度を下げる。使ってない段落を使う。

 

 

という解釈をしたい(筆者は与件をまだ見てない)